「アレ面白そうだったよー」「ココは取り上げたいよね」「これからの季節はコレ旨いよ」とか。とにかく庄内の楽しいことばかりを考えているSHONAI Fun!。
もうすぐ秋ですね〜という日の編集会議。
秋の庄内と言ったら、やっぱりこれは外せないでしょ。そう!芋煮会。
芋煮会をしたことがないメンバーもいるから、これは気合い入れて本物の芋煮会をやっちゃおう〜と話が盛り上がり、庄内のベスト・オブ・アウトドア a.k.a. 芋煮会の開催が決定!
庄内の芋煮会といえば、櫛引地区にある「なべっこ広場」が定番スポットだけど、三川町の赤川河川敷に新しく整備された広場「パルク赤川」には、何やら芋煮会にうってつけの「かまど」があるらしい。面白そうな場所には行ってみる派のSHONAI Fun!メンバー。場所は「パルク赤川」に決めました。予約制のかまども予約完了。
あとは当日に食材もろもろを持って出かけるだけ。外で食べる、それだけなのにとてもわくわく。準備がちょっとめんどうだったりするけど、それもまた楽しいのよね。
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芋煮会当日、ぴーかんの秋晴れ。
真っ青なひろーい空とひろーい芝生の広場が気持ちいい。まだまだ暑い秋の入り口。まずはタープで涼もう。
パルク赤川の交流エリアは、BBQなどもできる砂利敷き部分が二重のサークル状に広がり、芝生の上ではテントやタープを広げてくつろげるようになっていて、とても使い勝手が良くて居心地がいい作り。
今回のメンバーは、酒井忠順さん、佐藤天哉さん、土田貴文さん、すずきまきさん、わたし大瀧香奈子に加え、それぞれ家族も参加しての総勢12人。
はい、ここからが本題の芋煮づくり。そろそろはじめましょ〜。
準備をしながら、「まきさんって芋煮会が初めてなんですよね〜」「酒田出身の土田さんも実はやったことないんだ〜!?」「わたし最後にやったのは10年以上前かな?」「あれ?みんな最近やってないね 笑」
実は、芋煮会経験者も芋煮会をやったのはずいぶん昔だったことが判明。どんな感じだったっけ〜?と少し不安がよぎるも、ご心配なく。山形ではおなじみの「芋煮会セット」を予約済み。至れりつくせりで鍋にかけるだけだから、我らアウトドア初心者にもやさしいの。
今回は長南牛肉店さんに芋煮会セットをお願いしました。
「内陸風の牛肉+醤油」と「庄内風の豚肉+味噌」から、庄内風の芋煮をセレクト。
ちなみに、よく言われる庄内風芋煮って豚汁だよね問題。おいしいんだからなんて呼ぼうがオールオッケーよね〜。とは思っているものの、いちおう私の仮説を聞いてもらってもいいですか?(笑)
私を含め多くの庄内人は、とにかく旬の食材を食べることが何よりの幸せだと思っている気がしていて、いわゆる「豚汁」には旬がないと思うのだけど、「芋煮」には旬があるんです。里芋が採れるおいしい時期に食べる。だから「豚汁」じゃなくて「芋煮」なのかなーと。この仮説、どうでしょう〜?
まずは、かまどの火起こし。
かまどがしっかりしていて薪が組みやすいし、両脇も砂利敷きだから、となりにBBQコンロを置いてもまた楽しそう。こんなかまどが庭にあったらドヤ顔できそうだなぁ。
持参したお水を鍋に注いで、里芋、根菜をごろごろっと入れて、火にかけます。
具材はすべてカットされているから本当に入れるだけでOK!
鍋が沸くのを待ちながら、大人チームはここでちょっとブレイク。
それぞれのおすすめを持ち寄り、「庄内モノコト逸品」紹介コーナーをやっちゃいます。
今回のテーマは「秋」「庄内」「芋煮会」「アウトドア」。みんな何を持ってきてくれたかな、楽しみ!
順番にご紹介していきますよ〜。
酒井忠順さんのモノコトは、りっぱな刈屋梨。
みなさんご存知、もう説明不要の刈屋梨。甘くてシャリシャリジューシーで、何個でもエンドレスに食べたくなる庄内の秋の味覚。毎年この季節がやっときた〜!とうれしくなる果物の一つ。芋煮の後のデザートにしましょ!
すずきまきさんのモノコトは、月山ぶどうサイダー&きたまえ塩サイダー。
ワインに使われる品種「山ソーヴィニョン」を使った月山ぶどうサイダーと鳥海山の伏流水と日本海が混ざり合うところから組み上げた海水で作られた「塩」を使ったきたまえ塩サイダー。色味もとってもきれいで、爽やかな飲みごたえで、夏日だったこの日にぴったり!
わたし大瀧のモノコトは、みさきの一軒家のシーフードカリー。
アウトドアと言ったらやっぱりカレーでしょ。ということで、ここ庄内浜の食材をメインに展開しているブランドのレトルトカレーをセレクト。どれもおいしいし、デザインを担当させていただいたご縁もあり、大好きな思い入れのあるブランドなんです。
天哉さんのモノコトは、山形クラフトコーラ「YATA COLA」。
10種のスパイスが心地よく香る山形発のクラフトコーラ。ソーダで薄めに割るのがおすすめ!とのことで、天哉さん好みの比率でいただきました。甘さ控えめで、スパイスや柑橘の香りがしっかり。ゴクゴク飲めちゃうやつでした!
あとひとり、土田さんのモノコトは、一番最後のお楽しみ。
そろそろおなかが減ってきたから、芋煮づくりに戻りましょ。
なんてすてきな風景なんでしょう。庄内では定番の「岩のりおにぎり」と「民田なすの漬物」も一緒に、いっただっきまーす!
大鍋で作るとなんでこんなにおいしいんだろう。ついついおかわりしちゃうよね。
芋煮以外にも、櫛引のぶどうやいちじく、ほくほくかぼちゃ、お手製の煮たまごなどなど、テーブルがとっても賑やか。
デザートはもちろん、刈屋梨で。みずみずしくておいしい〜!
おなかがバッチリ整ったら、第2章の開幕です。
かまどのある交流エリアから田田大橋をくぐると、そこにはひろーい親水エリアが。
ミストと水のトンネルで、小さい子も大きい子もそれぞれの楽しみ方ができそう!
水のトンネルをくぐっては、縦横無尽にかけまわるキッズたち。太陽に輝く水しぶきみたいなキラキラの笑顔。こっちまでうれしくなっちゃう。
最後にもうひとつのお楽しみが待ってました!
土田さんのおすすめモノコトは、なんとポラロイドカメラ(SX-70)。
まず見た目がかっこいい〜!そして世界で一枚だけの写真が撮れるって心が踊る!スマホ世代のキッズたちにとっては、ポラロイドはとても新鮮だったみたい。土田先生にレクチャーを受けて、シャッターを切ったり、写真が浮き出てくるのを今か今かと待っている姿がとても楽しそう。いい思い出になったね。
あー今日は楽しかった。またみんなで庄内を遊ぼう!
基本情報
名称/パルク赤川
利用時間/9:00〜日没まで
ホームページ/https://www.town.mikawa.yamagata.jp/smph/kurashi/park/parkakagawa.html
アクセス/JR鶴岡駅から車で約14分、三川町役場から車で約2分
駐車場/有り(無料)